2025年下期決算に下振れリスク、7月に一段の販売不振
| 現地コード | 銘柄名 |
|---|---|
| 02015 |
理想汽車 (リー・オート) |
| 株価 | 情報種類 |
|
96.45HKD |
株価 企業情報 チャート |
中国の三大新興EVメーカーの1社、理想汽車は2025年上期に販売不振に直面したが、7月に入ってからは一段と状況が悪化。直近1週間の販売台数は6,000台にも届かなかった。納車台数目標は未達に終わったものの、BOCIはLシリーズのコスト削減効果で、4-6月期の車両マージンは約19%を維持するとの見方。
ただ、7-9月期以降には利益率の低い純電気自動車(BEV)の販売比率の拡大、部品・材料全体(BOM)コストの増大、さらに最近の値下げが、総車両マージンの希薄化を招く可能性に触れ、下期決算の下振れリスクを指摘している。予想外の需要低迷とiシリーズBEVの投入による利益率の圧迫を考慮した上で、2025-26年の業績見通しを下方修正した。
上期の販売台数が業界平均を下回った結果、4-6月期の国内新エネルギー車(NEV)市場における同社のシェアは2024年から2ポイント縮小(14%→12.1%)。特に30万元超の高価格帯で、4.8ポイントの大幅なシェアの低下に見舞われた。その後も苦戦が続き、7月28日-8月3日週の販売台数はそれまでの8,000-9,000台から6,000台弱に縮小している。
競争激化や、既存のLシリーズレンジエクステンダーEV(EREV)モデルに対する関心の薄れ、iシリーズBEV「Li i8」の発売を控えたターゲット層の様子見姿勢などが影響したとみられる。「Li i8」は8月20日に納車開始予定だが、BOCIはこれに伴い、iシリーズBEVとLシリーズEREVとの間に利益の衝突が生じるとの見方。価格設定を含めた戦略的課題に対処する必要があるとしている。
7-9月期の段階ではBEVモデルの貢献はまだ小さく、BOCIは同社全体の販売台数が前年同期比で30%以上落ち込む可能性があるとみる。その後の10-12月期には、BEV2種に対する評価や納車ペース、さらにNEV購入支援措置の終了を見込んだ受注動向が影響するとの見方。
いずれにせよ、2025年通期の販売目標(前年比横ばいの約50万台)の達成は難しいとみて、同期の予想販売台数を58万台から49万台に下方修正。2026年についても76万5,000台から68万台に引き下げた。
これに伴い、両年の予想売上高を11-16%減額修正。iシリーズBEVによる利益率の低下やニューモデルの初期コスト、競争激化などを理由に、非GAAPベースの予想純利益を37-47%引き下げ、それぞれ62億元、101億元に設定している。
理想汽車は過去5年間、中国の高級NEV市場で急成長を遂げたが、その後は他社の追随を許し、競争激化に直面している。BOCIは後発企業に対処するための感覚や機敏さに欠けるとして、戦略転換の必要性に言及。
現時点では、同社に対する評価方法を株価収益率(PER)から、黒字化前の新興NEVメーカーと同じ株価売上高倍率(PSR)に戻すとした。販売不振と市場予想の下方修正リスクを理由に、短期的には同業銘柄をアンダーパフォームするとみて、目標株価を下方修正(2025年予想PSR2倍)している。






















































![[動画]決算レポート:東京エレクトロン(DRAM向け、AI向けの製造装置需要が強い)](https://m-rakuten.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/498m/img_2fc18f0c42d330397ccfffa99b74433b67532.jpg)
![[動画]【テクニカル分析】今週の株式市場 どうなる?選挙後の日経平均。一段高への期待はどこまで続くか<チャートで振り返る先週の株式市場と今週の見通し>](https://m-rakuten.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/498m/img_2ef2fec332288156a26fad198e49e70d79111.jpg)
![[動画]ローソク足で読み解く、市場心理と投資戦略【クイズでわかる!資産形成】](https://m-rakuten.ismcdn.jp/mwimgs/2/0/498m/img_20948aa5ad44cb945ad64b9fef9e8a6b80522.jpg)
![[動画]ビットコイン急落「冬の時代」入り、2月に反転上昇あるか](https://m-rakuten.ismcdn.jp/mwimgs/1/6/498m/img_16ea8f172105f9fe60b2bc9edf60e5a762716.jpg)



![[動画]決算レポート:レーザーテック(会社側は今期受注高を1700~2200億円、前年比大幅増と予想)](https://m-rakuten.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/356m/img_0dc87b5dc6d326c98a4f68c1f276691348491.jpg)








































