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iDeCoとNISA、どっちを優先?「iDeCoファースト」と考える理由を解説!(窪田真之)

2025/7/15 8:00

 今日は、読者からの質問「NISAの投資枠がいっぱい余ってしまうが、iDeCo(イデコ) は続けて良いですか?」に回答したい。結論としては「iDeCoは続けるべき」。iDeCoの方がNISAより節税メリットが大きいため、余裕資金の範囲でまずiDeCoを目いっぱいやり、さらに余力があればNISAもやる、で良いと考える。


 
目次
  1. iDeCo(イデコ)を最優先で考えるべき理由
  2. iDeCo、三つの節税メリット
  3. iDeCoに入る三つのデメリット
  4. iDeCoに加入する際知っておきたい注意点
  5. iDeCo(イデコ)の加入資格があるかないか、ご存じですか?

※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の窪田 真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
iDeCo(イデコ)ファースト!NISA(ニーサ)より節税メリット大。デメリットも理解して活用

iDeCo(イデコ)を最優先で考えるべき理由

 「NISAの投資枠がいっぱい余ってしまうが、iDeCo(イデコ) は続けて良いですか?」という問いに対しては、私は「はい、もちろん」と答えます。iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)は続けるべきです。もう一つ、非課税貯蓄制度として代表的なものに、「iDeCo」「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」があります。

 2024年から、NISAの非課税投資枠が1年につき360万円と、大幅に拡充されましたが、なかなかそれを全部使い切れる人は少ないでしょう。NISAでの投資を少しでも増やせないか、いろいろ頭を悩ませている方がいらっしゃるようです。

 ただし、NISA投資枠が拡大しても、「節税メリットが一番大きいのはiDeCo」という位置づけは、変わりません。加入資格のある方は、まずiDeCoを枠いっぱいまで使って貯蓄することを目指してください。iDeCoを枠いっぱい使い、「さらに余裕資金があればNISAもやる」で良いと思います。iDeCoファースト!が私の回答です。

 iDeCoの加入資格がない方、あるいは、既に「iDeCo」を枠いっぱい使っている方は、さらに「NISA」をうまく使っていきましょう。

 今日は、最初に検討すべき「iDeCo」について、解説します。

iDeCo、三つの節税メリット

 iDeCoには三つの節税メリットがあります。

【1】拠出金が所得控除になります

 すぐに恩恵を感じられるのは、この「拠出金が所得控除になる」という点です。年末調整、または確定申告によって所得控除を受け、所得税・住民税の納税額を減らすことができます。ただし、課税所得がゼロの場合は、このメリットは受けられません。

 例えば、民間企業の勤務者で、給与収入が650万円(課税所得350万円と仮定)の方は、iDeCoで拠出額の約30%分、節税できます(復興特別所得税を勘案しない計算)。年間27万6,000円(月額2万3,000円ずつ)拠出を行うならば、単純計算で、年間8万2,800円の節税となります。

 このメリットは、iDeCoのみに存在し、NISAにはありません。NISAで投資しても投資額が所得控除になることはありません。iDeCoファーストというのは、このメリットが得られるからです。

【2】運用益が非課税となります

 運用期間中に得られる利息、配当金、売却益が、非課税となります。将来、10万円の運用益(配当金や売却益)が得られるとします。通常の課税(分離課税・単純計算)では、2万円(復興特別所得税を勘案しない計算)が税金として差し引かれます。iDeCo・NISAなど非課税制度を使っていれば、10万円全額を受け取れます。これは大きな差です。

【3】受け取り時にも節税メリットがあります

 一時金で受け取るならば、退職所得控除の対象となります。年金方式で受け取る場合は、公的年金等控除の対象となります。詳細は割愛しますが、非課税で受け取れる可能性が高いといえます。

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