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中東情勢混迷、原油乱高下、イスラエル、イランは今後どうする!?

2025/6/24

 中東情勢が一段と緊迫化しています。イスラエルとイランが交戦中にある中、米国がイランの核施設を攻撃しました。そしてイランは即座に、同国の国会で「ホルムズ海峡封鎖」を承認しました。本レポートでは、直近の原油相場の値動きと中東情勢、ホルムズ海峡の概要などに触れ、最後に今後の原油相場を展望します。

目次
  1. 急反発する原油相場
  2. 80ドルを挟んだプラスマイナス15ドル
  3. ホルムズ海峡封鎖時はアジア諸国に甚大な影響
  4. ホルムズ海峡封鎖はあるのか?
  5. 急騰はなくても「原油高・物価高」が続く可能性あり
  6. [参考]エネルギー関連の投資商品(一例)

※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の吉田 哲が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
中東情勢混迷 原油乱高下 イスラエル、イランは今後どうする!?

急反発する原油相場

 以下は、中東情勢が急激に悪化する直前の6月10日と直近の、主要銘柄の騰落率です。原油が突出して上昇していることが分かります。

図:主要銘柄の騰落率(2025年6月10日と6月23日 日本時間午前を比較)

主要銘柄の騰落率(2025年6月10日と6月23日 日本時間午前を比較)
出所:Investing.comのデータを基に筆者作成

 中東情勢の悪化→原油の主要生産地域における供給減少懸念浮上、および1970年代後半の急騰劇を想起→世界全体の原油需給がひっ迫することへの強い懸念浮上、という連想により価格上昇が起きていると、考えられます。

 以下のグラフのとおり、2025年の前半はトランプ関税ショックや石油輸出国機構(OPEC)プラス※の自主減産の縮小(限定的な増産)の影響で反落する場面がありましたが、6月の半ば以降、中東情勢の緊迫化を受けて急反発しています。

※OPECプラスとは、以下のとおりOPECに加盟する12カ国と、非加盟の11カ国の合計23カ国で構成される産油国のグループ。原油市場への影響力の大きさの目安になり得る「原油生産シェア」は、23カ国合計でおよそ58%(2025年4月時点)。

図:NY原油先物(期近)日足終値 単位:ドル/バレル

NY原油先物(期近)日足終値 単位:ドル/バレル
出所:Investing.comのデータを基に筆者作成

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