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著者の吉田 哲が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「トランプ2.0始動から100日、世界は今後どうなる?」

明暗分かれたトランプ2.0始動後100日

 以下は、米大統領の就任式直前(1月17日)と4月の最終営業日の終値を比較した、主要銘柄の騰落率です。

図:トランプ2.0始動後100日間の騰落率 (2025年1月17日と4月30日を比較)

図:トランプ2.0始動後100日間の騰落率
出所:Investing.comのデータを基に筆者作成

 金(ゴールド)は20.5%上昇、大豆は1.0%上昇、原油は25.3%下落、となりました。不安拡大時に注目が集まりやすい金(ゴールド)が上昇し、景気動向の影響を受けることがある原油が下落したことから、トランプ氏が米大統領に返り咲いた後のおよそ100日間、世界は強い不安に覆われたことがうかがえます。

 強い不安のきっかけは「トランプ関税」です。トランプ氏は、他国から物品を輸入する際に、輸入する者が支払う税金(関税)の税率を一斉に引き上げました。「かけられたらかけ返す」姿勢を鮮明にし、相互関税を導入しました。

図:関税とは?メリットとデメリット

関税とは?メリットとデメリット
出所:筆者作成

 上の図に示したデメリットが強く意識され、世界に不安が拡大しました。