プラチナ積立が大きな可能性を秘めていることをご存じでしょうか。世の中では、貴金属の積立といえば金(ゴールド)、というイメージが定着しているかもしれません。ですが、将来的にはプラチナ積立が、金積立という巨人(ジャイアント)を打ち負かす(キリングする)可能性があります。その理由をお届けします。
※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の吉田 哲が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「プラチナ積立でジャイアント・キリング!」
弱者プラチナと強者金(ゴールド)
今回のレポートでは、金(ゴールド)とプラチナの積立投資に注目します。「純金積立」というサービス名に含まれているとおり、積立投資の王道は「金(ゴールド)」でしょう。同サービスで取引できるプラチナに比べれば「強者」と言えます。
図:純金積立サービスにおける金(ゴールド)とプラチナの価格推移

実際の価格推移を振り返ってみても、金(ゴールド)に強者の風格が漂っています。プラチナは弱者のごとく、低迷を強いられています。2015年まで、価格差の議論がなされるほど、同じような値動きをたどっていた両者でしたが、転機が訪れました。同年9月に発覚した「フォルクスワーゲン問題」です。
当時、金融関係者はもとより、個人投資家の皆さまの間で、「プラチナはもうダメだ」「プラチナ価格はもう上がらない」などと、まことしやかにささやかれました。以下の図で示した文脈で語られるようになって以降、すっかり、プラチナは弱者が板についてしまいました。
図:プラチナの需要内訳とフォルクスワーゲン問題

プラチナという弱者は、金(ゴールド)という強者を、打ち負かすことができるのでしょうか。プラチナのジャイアント・キリングが実現し得るか、という問いです。
プラチナ積立でジャイアント・キリング!
- 今回のレポートはいかがでしたか?
- コメント
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 詳細こちら >>