今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは150.95円
↓下値メドは148.75円
イタリア:メローニ・イタリア首相がトランプ政権とEUとの交渉役として存在増す
日銀:国内インフレにアップサイドリスク。成長リスクはバランス。
NZ:企業信頼感が過去10年で最高に
ドイツ経済:トランプ氏再選で防衛費増大
トランプ大統領:規制緩和と減税による経済過熱、移民追放、貿易関税でインフレ必至。FRBは高金利維持する必要
前日の市況
3月3日(月曜)のドル/円相場の終値は149.49円。前日終値比1.09円の「円高」だった。
週明けのドル/円は不安定な動き。トランプ・ゼレンスキー会談は決裂という結果に終わったが、欧州首脳がウクライナへの支持を改めて表明したため東京市場では151円台まで円安に動いた。しかし円金利の上昇で149円台まで円高が進んだ。

2025年44営業日目は150.68円からスタート。東京時間夜遅くに再び151円台にのせ151.31円まで上昇したが、2月20日の高値(151.43円)の手前で失速した。
明け方には、トランプ大統領が、日本の円安政策に不快感を示したことからドル/円が急落した。トランプ大統領は日本と中国を名指しで批判。これらの国の通貨安政策のせいで米国が不当な不利益を被っていると主張した。これを受けてドル/円は149.10円まで円高に動いた。
現時点では、円高の流れが特段強まっているわけではなく、先週末の安値と同水準で止まっている。ただ、日本の財務省からの円安けん制発言、米経済データが示す米国景気の減速を受けた米長期金利の低下、そして地政学リスクの高まりを考えると、ドル/円の上値はさらに重くなりそうだ。
今週前半のドル/円見通し サポートとレジスタンス、ブルベア転換点
短期:【円高】高値と安値の50%=150.43円

2月15日から3月3日までのドル/円のレンジは152.31円から148.55円。
レンジ幅は、3.76円。
高値と安値の50%(中間点)は、150.43円。
現在のレートは中間点よりも「円高」。
レジスタンス:
152.38円 02/17
152.31円 02/19
151.43円 02/20
151.31円 03/03
サポート:
149.10円 02/28
148.74円 02/27
148.62円 02/26
148.55円 02/25
主要指標 終値
