2025年もアルモネルチニブが高成長持続へ、GLP-1パイプラインも拡充
| 現地コード | 銘柄名 |
|---|---|
| 03692 |
翰森製薬集団 (ハンソー・ファーマシューティカル) |
| 株価 | 情報種類 |
|
18.44HKD |
株価 企業情報 チャート |
江蘇省拠点の製薬会社、翰森製薬について、BOCIは2025年もアルモネルチニブ(almonertinib)が高成長を維持するとみている。同製品の薬価引き下げ幅が相対的に小幅にとどまったことに加え、第三世代EGFR-TKI(EGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤)の販売好調や、英アストラゼネカから市場シェアを奪う可能性、一段の適応拡大などが楽観見通しの要因。革新的医薬品の力強い売り上げ成長や国内の集中調達制度によるジェネリック医薬品へのマイナス影響が段階的に和らぐ見通しなどから、同社を高く評価するとした。さらにライセンス契約に対する期待が株価の支援材料になるとの見方。目標株価を据え置き、株価の先行きに対して強気見通しを継続している。
2024年後半に「国家医療保険償還医薬品(NRDL)」認定の更新を受けた同社製品はアルモネルチニブ、フルマチニブ、ロキセナチド、イネビリズマブの4種。更新に伴う薬価引き下げ幅は各8%、4%、26%、5%となり、影響は適度な範囲にとどまる見通し。
中でも注目されるのは、アルモネルチニブが年間治療費6万7,700元で、NRDLの更新に成功したこと。主な競合相手のオシメルチニブ(5万9,594元)、フルモネルチニブ(6万5,036元)を上回る価格水準となった。現在市場に出回る第三世代EGFR-TKIは7種を数えるが、うちアルモネルチニブは医療機関のカバー率と医師による採用率が高く、今後も先行者利益を維持する見通しという。さらに2025年上期には「術後補助療法」および「IIIB期の切除不能NSCLC(非小細胞肺がん)維持療法」について適応追加承認を取得し、2025年末のNRDL交渉の対象となる可能性がある。2024年10-12月期にはまた、NSCLCの一次療法としての「アルモネルチニブ+化学療法」の適応追加申請も行っており、2025年末までに承認を得る見込み。適応拡大による高成長の持続が期待される。
同社はインスリン分泌を促進するGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の総合パイプラインを構築している。第1号製品の「Fulaimei」(ロキセナチド)は2019年に糖尿病治療薬としての承認を得たが、2024年10月には肥満症を対象とした「HS-20094」のフェーズ3試験を開始し、2027年に国内の新薬承認を見込む。経口GLP-1作動薬「HS-10501」は2025年にフェーズ2に移行する予定。さらに米MSD社に対し、2024年12月に前臨床段階の経口GLP-1薬「HS-10535」のライセンス供与を行ったことが、GLP-1ポートフォリオを一段と強化した(前払い金1億1,200万米ドルで、最大19億米ドルのマイルストーンペイメントを受け取る見込み)。
BOCIはアルモネルチニブの価格動向に加え、MSD社による2025年の前払い金の支払いなどを考慮。2024-26年の医薬品売上高の予想を微調整した。レーティング面の潜在リスク要因としては、集中調達制度やNRDLに絡む予想外の薬価引き下げの可能性、革新的医薬品の販売状況が下押す可能性、重要性の高い治験で失敗する可能性を挙げている。




















































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