株式投資の王道は業績や会社の規模が成長している企業に投資することです。成長株の条件として間違っているのは?

  • 数年間にわたって、売上高や営業利益が年率20~30%超で伸びている
  • 生活に変化をもたらす技術革新を行うなど社会の新たなニーズに応えている
  • 大企業の子会社で、親子上場解消のTOB(株式公開買い付け)が見込める

ヒント

成長株と見なされるには、業績が毎年成長している必要があります。そもそも社会の新たなニーズに応えていないと業績は伸びません。

解答

3:大企業の子会社で、親子上場解消のTOB(株式公開買い付け)が見込める

成長株の絶対条件は、毎年増収増益が続いて会社の規模がどんどん大きくなっていることです。売り上げを大きく伸ばすには、当然、社会に生まれた新たなニーズに応えている必要があります。成長株は、AI(人工知能)の普及をはじめ、人々の生活に変化をもたらす技術革新を行ったり、新たな市場を開拓する事業活動を行ったりしている企業に多くなります。ただし、成長株は成長期待で割高なことも多く、高成長を持続できなくなると株価が急落することもあるので注意が必要です。一方、東京証券取引所では親会社と、その支配下にある子会社がともに上場する「親子上場の解消」を働きかけていますが、大企業の子会社であることは成長株の条件ではありません。どちらかというと、成長株の反対の成熟株に属する企業が多くなります。

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