今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは155.25円
↓下値メドは153.90円
日銀:消費者が将来への不安から支出を制限しているのであれば、金融緩和はあまり助けにならない
日本経済:2025年経済成長のカギは「最低賃金上昇の持続」
原発:Amazon、AI向け電力確保のため米で小型原発に750億円投資。
中国:デフレ圧力さらに高まる
フランス格付け:フィッチが格付け見通しをネガティブに。格付けはAA-据え置き
前日の市況
2月4日(火曜)のドル/円相場の終値は154.32円。前日終値比0.55円の「円高」だった。トランプ大統領の関税政策がFX相場の動きに強い影響を与えた。
2025年25営業日目は154.70円からスタート。東京時間夕方に155円台を超えて、この日の高値となる155.52円をつけた。
メキシコとカナダに対するトランプ関税は2月4日午前0時1分に発効される予定だったが、協議の結果、30日間延期されることが決まった。これがリスクオンとなりドル/円は円安に動いた。ただ、中国に対しては関税が発動されたため、前日の高値(155.88円)には届かなかった。
トランプ関税が米国のインフレが再燃させるとの見方が強く、FRB(米連邦準備制度理事会)も利下げを急ぐ理由はないとコメントしている。ところが、この日発表された米国の1月求人件数が予想を下回ると、今度は雇用市場の減速を理由とするFRBの利下げ期待が復活した。
米長期金利が下落するなかドル/円は明け方に154.17円まで円高に動いてこの日の安値をつけた。24時間のレンジ幅は1.35円。
週後半のFX市場は、雇用統計とトランプ関税を両にらみするなかで、神経質な動きが続きそうだ。中国の米国に対する報復関税は、来週月曜日2月10日に発効される予定だ。しかしそれまでになんらかの合意が得られることをマーケットは期待している。トランプ大統領と中国習近平国家主席は本日会談する予定。
今週のブレークアウトレベル

今週後半のドル/円 サポートとレジスタンス、ブルベア転換点
短期:【円高】高値と安値の50% =155.24円

1月15日から2月4日までのドル/円のレンジは153.72円から156.75円
レンジ幅は、3.03円。
高値と安値の50%(中間点)は、155.24円。
現在のレートは中間点よりも「円高」。
レジスタンス:
156.25円 01/27
155.97円 01/28
155.88円 02/03
155.52円 02/04
サポート:
154.17円 02/04
154.01円 02/03
153.92円 01/31
153.78円 01/30
2025年 主要指標 終値
