2025年1月末時点の保有額:74万2,112円

 1月末に突然の「DeepSeek」ショックで、エヌビディア(NVDA)ブロードコム(AVGO)などのAI半導体関連銘柄が急落。月末に痛手を食らったので1月締めは+3,000円程度と、予想外な動きになりました。

 しかし、実際にかけたトータルコストは560万ドルではなく5億ドル超という説が有力だと考えており、この問題は時間がたてば落ち着くと考えています。

 また、トランプ米大統領が関税の導入を発表し、株価指数や暗号通貨は急落しました。どう展開するか不透明ですが、下落は一時的なものと想定しています。基本的には押し目買いスタンスです。

 ただし、短期的には株価指数ベースで数%~10%程度は下落する可能性があるので、短期的な価格変動に対する心構えが必要となります。

 保有投資信託の1月の運用損益÷前月末残高の月間騰落率はマイナス0.33%となり、楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(楽天・プラス・オールカントリー)の+0.07%を下回りました。しかし、連載開始からのトータルリターンは+126.97%で、e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の+67.29%を大幅にアウトパフォームしています。

2025年1月末時点の、エリア別ポートフォリオを解説!

2025年1月末時点の、エリア別ポートフォリオ

 1月はいつもの米国株投信の他、「香港ハンセン指数ファンド」「iFreeNEXT ベトナム株インデックス(NISA成長投資枠での購入可)」「SMT グローバルサウス株式インデックス・オープン(NISA成長投資枠での購入可)」を購入しました。

 2025年は中国株、香港株のキャッチアップが期待できると想定しています。また、米国株や米ドルがピークアウトしたら、新興国株式が約20年ぶりに好調になる可能性もあるでしょう。それはかなり先の話だと思いますが、サテライト部分で少し持っておこうと考えました。

2025年1月末時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!

 

 1月は新規設定の「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」などを購入しました。ゴールドはポートフォリオの一部に組み入れたいと考えています。

 なお、S&P500先物が新年に窓を開けて上昇すると、3カ月後は過去10回中8回上昇しました。平均+5.5%です。

 また、S&P500種指数が1月にプラスだと、残り11カ月間は過去45回中39回上昇しました。平均+12.2%と堅調となっています。

 さらに、今年は中小型株にも注目です。ラッセル2000(米国の小型株のインデックス。不況になる前に大型株よりも暴落することが多いといわれている)が1年200日移動平均線を上回ると、1年後は過去100%上昇。平均+17.48%/中央値+21.7%です。