オフィスビル中心の投資法人
森ヒルズリート投資法人(3234)(2025年1月22日終値:12万3,100円)(予想分配利回り5.00%)は、Jリート(国内の不動産投資信託)の一つで、保有物件の用途別割合は、オフィス91%、住居6%、商業施設等3%と、オフィスを主体としたポートフォリオが特徴です。
森ヒルズリートは、森ビルグループがスポンサーです。投資法人の名称にも入っている「ヒルズ」に象徴される都市型のプレミアム物件をコアとしたポートフォリオを構築しています。
都心の高付加価値な物件に投資しているJリートです。
<森ヒルズリート投資法人 用途別投資比率>

まず森ヒルズリート投資法人の2020年以来5年間の価格推移について説明します。2020年1月時点で、森ヒルズリートの投資口価格は18万1,700円の高値をつけていました。しかし、コロナショックの影響でオフィステナントの空室増加懸念が広がり、2020年3月には一時8万3,600円まで下落しました。
しかし、プレミアム物件の需要は安定しており価格は2021年に16万7,000円まで回復し、その後は業績好調なものの金利上昇を嫌気し軟調に推移して、2025年1月22日終値で12万3,100円となっています。予想分配利回り5.0%(2025年1月22日時点の1口当たり会社予想分配金を同日の価格で割り、年率換算)は利回り商品として魅力的な水準と考えています。
<森ヒルズリート投資法人(投資口価格)チャート:2020年1月~2024年12月30日>
