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著者の吉田 哲が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
2年目の新NISA、金(ゴールド)をどう買う?

個人投資家が金(ゴールド)に注目

 1月18日(土)に新宿(東京)で開催された楽天証券主催のイベント「新春講演会2025」に参加しました。筆者は「金・プラチナ」取引を訴求するブースにて、たくさんのお客さまと個別にお話しをさせていただきました。大変に楽しい時間でした。

「なぜ、金(ゴールド)価格は急騰しているのか?」「なぜ、下がらないのか?」「今後、どこまで上がるのか?」といった相場動向の会話の際、楽しそうに、そして熱心にお話をされたお客さまの表情がとても印象的でした。

図:海外金(ゴールド)現物価格と国内地金大手小売価格の推移(2015年1月5日を100として指数化)

海外金(ゴールド)現物価格と国内地金大手小売価格の推移(2015年1月5日を100として指数化)
出所:LBMAおよび国内地金大手のデータを基に筆者作成

 今回の新春講演会は、相場動向だけではなく「そもそも、金(ゴールド)の買い方にはどのような方法があるのか?」などの、買い方に関するお話が多かった印象を受けました。

 振り返れば2024年は、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の制度改正をきっかけに、投資を始める方が増えたり、株価が短期的に乱高下したり米国の大統領選でトランプ氏が勝利したりして、不安が広がった年でもありました。

 そういった年を経て迎えた2025年の年初に、改めて金(ゴールド)のことを気にし始めた投資家のかたは少なくないと、感じています。今回は、NISA(2年目の新NISA)を使った金(ゴールド)投資について、考えます。