※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の土信田 雅之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「どうなる?米株市場の「年末ラリー」~来週の金融政策イベント観測と相場モメンタム~」
今週の国内株市場ですが、米国のFOMC(連邦公開市場委員会)と日本銀行の金融政策決定会合といった、金融政策イベントを来週に控える中、12日(木)の取引では、日経平均株価が4万台を回復する場面を見せるなど、これまでのところ上昇基調を強める展開が目立っています。
こうした株高の背景には、米国株市場の強さがあります。とりわけ、11日(水)に公表された米11月CPI(消費者物価指数)の結果を受けたナスダック総合指数は、最高値を更新しただけでなく、初めて2万pの大台に乗せる記念すべき日となりました。
もっとも、この日のダウ工業株30種平均(NYダウ)は小幅安、S&P500種指数が小幅高にとどまっていますが、それでも全体の米国株は高値圏で推移しており、他国の株価指数と比べてもその強さが際立っています。
米11月CPIを受けてFOMCでの利下げを確信か
そこで、米ナスダック総合指数と日経平均の株価水準を押し上げた米11月CPIについて振り返ってみます。
今回の米11月CPIの結果を簡単にまとめると、前月比で0.3%増、前年比で2.7%増となり、市場予想通りとなりました。また、食料品やエネルギーを除いたコア指数についても、市場予想通りの結果(前月比で0.3%増、前年比で3.3%増)でした。
サプライズ無しの結果だったことで、先週末に公表された米11月雇用統計の結果と併せると、「来週のFOMCでの利下げ実施がほぼ確定的になった」という見方が強まり、株式市場に安心感をもたらしたと言えそうです。
もっとも、今回の米CPIは「FOMCでの利下げ観測を後退させるものではない」程度の結果であり、必ずしも積極的に利下げを後押しする内容ではありませんでした。実際に、下の図1で米CPIの推移を確認すると、前月比・前年比ともに前回から上昇していて、インフレの鈍化ペースは足踏みしているように見えます。
<図1>米CPI(消費者物価指数)の推移
また、今回の米CPIの結果を受けた米債券市場を見ると、米2年債と10年債の利回りがともに上昇で反応する動きとなっており、下の図2の米10年債利回りの日足チャートを見ても確認できます。
<図2>米10年債利回り(日足)の推移(2024年12月11日時点)
実は、11日(水)の10年債利回りも米CPIの結果を受けて、当初は低下で反応していたのですが、その後は時間の経過とともに上昇へと転じる展開になりました。債券市場では根強いインフレへの警戒が意識されていることが推察されます。
確かに、来週のFOMCでの利下げ見通しは強まってはいるものの、今回のようなCPIの結果が傾向として続いてしまうことや、トランプ次期政権が掲げる政策(関税強化策や減税、移民対策)の動向によっては、インフレが再燃してしまう可能性もあります。
そのため、来週のFOMCでは、「来年の利下げのペースと、利下げの打ち止め水準について、FRB(米連邦準備制度理事会)もしくはパウエルFRB議長からメッセージやヒントが出てくるか?」が注目されることになりそうです。







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