今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは150.60円
↓下値メドは148.90円
iPhone:世界市場のシェアが徐々に縮小。2024年は15%
中国経済:25 年経済成長は4.0%の見通し。不動産不況、デフレ圧力、制裁関税が向かい風
FRB:アトランタ連銀総裁「利下げして、またすぐに利上げするのは良くないこと」
実態経済:経済指標の改定値で、消費者の経済の実感が変わることはない
スイス : SNBは12月と来年3月に追加利下げへ
前日の市況
12月2日(月曜)のドル/円相場の終値は149.57円。前日終値比0.14円の「円高」だった。149円台の終値は10月21日以来。
先週11月29日の海外市場で約1カ月ぶりの安値(149.47円)をつけたドル/円は、週明けの東京市場では買い戻しが優勢だったが、151円に戻すことはできず、結局先週末の安値を超えて下落した。
2024年241営業日目は149.63円からスタート。週明けの市場は値頃感からドル買いが優勢。先週末の安値(149.47円)前後で下げ渋ると、東京時間昼過ぎには150.75円まで反発してこの日の高値をつけた。しかし、151円台に戻すことはできないまま再び下落した。
海外市場では円買いが優勢になった。FRB(米連邦準備制度理事会)の政策決定において強い影響力を持っているウォラーFRB理事が、12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利下げを支持する意向を示したことで、未明には10月21日の安値(149.09円)をわずかに更新して149.07円まで円高に動いた。24時間のレンジ幅は1.67円。
ユーロ/ドルの下落はドイツの政治不透明感が引き金となって始まったが、先週はフランスの政局不安が新たなユーロ安材料として追加された。フランスでは政府の予算案を巡って議会で対立が続くなか、野党連合は政府の予算案を否決し、今週中にも内閣不信任投票を行う考え。フランス国債のリスク指標はユーロ圏債務危機以降で最高水準に達し、フランス10年国債のドイツ国債に対する利回りスプレッドは90ベーシスポイント前後まで広がった。
今週前半のドル/円 サポートとレジスタンス、ブルベア転換点
レジスタンス:
154.49円 11/26 H
153.23円 11/27 H
151.95円 11/28 H
151.53円 11/29 H
150.75円 12/02 H
サポート:
149.07円 12/02 L
148.86円 10/16 L
148.85円 10/15 L
148.41円 10/11 L
148.20円 10/10 L
中期:(高値+安値)x 1/2 =148.17円
月1日から12月02日までのドル/円のレンジは、139.58円から156.75円。
レンジ幅は17.17円。
高値と安値の50%(中間点)は、148.17円。現在のレートは、中間点よりも「円安」。
高値と中間点の50%は152.46円。 :現在のレートはこの水準よりも「円高」。