アクティブとインデックス、何が違う?

 前回、アクティブvsインデックス(1)では、インデックスファンドにまつわる「誤解」をさまざまな角度から解説しました。

 ここでいま一度整理をしておくと、インデックス(パッシブ)運用とは、ベンチマーク(運用の良しあしを測る基準)として掲げられた指数に連動した運用成果を目指す運用手法です。ベンチマークの例としては、新聞・ニュース番組などでもおなじみの日経平均株価(日経225)やNYダウ平均株価のほか、世界各国の株式・債券全体の動きを捉えたものもあります。

 対してアクティブ運用は、原則としてベンチマーク、または、市場平均を上回る運用成果を目指します。ただし、資産運用の世界ではアクティブ型の明確な定義は存在せず、一般的に、指数に完全に連動していない「非・インデックス型」の商品をアクティブ型と総称しています。

 では早速ですが、今回もクイズを通して投資初心者が陥りやすいポイントを押さえながら、アクティブファンドとうまくつき合っていくためのコツを解説していきます。

アクティブ投資のコツがわかるクイズ

Q1次の説明で、正しいものには〇を、間違っているものには×を付けてください。

1:アクティブファンドには必ずベンチマークが設けられている

2:アクティブファンドのリスクが市場平均を下回ることはない

 

Q2以下の2つの日本株アクティブファンドのうち、最終的なリターンが高かったのはAとBどちらですか?

※なお、両ファンドとも、記載されている信託報酬以外の手数料はかからないものとします。

  • ファンドA

3年間騰落率:+18.0% 信託報酬率(税込・年率)0.792%

  • ファンドB

3年間騰落率:+23.0% 信託報酬率(税込・年率)1.727%

 いかがでしょうか。インデックス投資編と比べて答えはすぐに浮かびましたか。今回も、答え合わせとともに、アクティブ投資のコツがつかめるよう、解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。