2017(平成29)年6月26日

藤井聡太四段が、公式戦史上最多の29連勝を達成

 

 2017(平成29)年6月26日、プロ将棋の藤井聡太四段(2017年当時。2019年現在は七段)が、公式戦で29連勝を達成しました。
 藤井氏が将棋を覚えたのは5歳のとき。瞬く間に上達した藤井氏は小学校4年生で奨励会(新進棋士奨励会)に入会しています。

 奨励会は、日本将棋連盟のプロ棋士養成機関であり、同会はアマ四段クラス以上の棋力を持つ少年が集まります。その中で入会試験に合格するのは受験者の約2割程度。通常は6級からスタートし、勝率7割で1級ずつ昇級し、三段位になります。ここから「三段リーグ」が始まり、リーグ戦を戦い、そして上位2名のみが四段を獲得し、プロ棋士となれます。

 最終的に受験者の中からプロになれるのはわずか2~3%で、中学生でプロに昇格できたのは藤井氏を含め、過去に5人のみです。

 藤井氏は2015年に史上最年少(13歳2カ月)で奨励会三段に昇段。2016年に加藤一二三氏の最年少プロ入り記録(14歳7カ月)を破り、14歳2カ月で四段に昇段しプロ入りしました。デビュー戦がその加藤氏との対戦だったことも話題となりました。

「若さゆえの弱点が無い」と言われる藤井氏を称して、「昔の棋士は人から教わるか、自分で考えて研究した、そこに人間的な思考の癖がでるが、コンピュータ的な思考はその偏りが無い。そこに藤井氏の強さの秘密があるもしれない」と分析する専門家もいます。

 最新の将棋ソフトを3つ同時に使って、日々、研究に尽力している藤井氏は、IT時代の新たな将棋戦略を築いていくのでしょう。

2017年6月26日の日経平均株価終値は

20,033円43銭

ライター FIX JAPAN 前沢ともあき