「もうダメだ!」と思うと復活してくる日経平均株価。株式投資されている方は、この数カ月幾度も、売りも買いも「ダマし」に遭ったのではないかと想像します。このような相場が、投資家心理を惑わし、最も判断を誤らせるのです。

 しかし、最近の動きを見ていると、この「ダマし相場」もそろそろ終了に近づいているのではないかと考えています。

 以前の記事「日経平均がもう一度下がる理由」の後、1日に700円程度も下落する日がありました。しかし、この記事で伝えたかったことは、そのような一時的な下落のことではありません。

 そこで今回は、日経平均の下落見通しをさらに深堀りして、説明したいと思います。

 

日経平均は一定の「日柄」で動いている

 2018年末以降、一辺倒に上昇したように見える日経平均ですが、14~16日の回転日数で動いていたと考えています。

 改めて紹介しますが、この回転日数とは「買い終える日数」と「売り終える日数」のリズムのことです。市場はある程度、限られた資金の中で売買が行われており、取引参加者が「買い終えたら下がる」「売り終えたら上がる」と筆者は考えています。この兆候は日経平均など、主要指数にも表れます。

 実は個別銘柄でもこの兆候は見られますが、流れを読み取ることは非常に難しいため、まずは、主要指数から始めてみることがベターだと思います。

 それでは、2018年末の急落後、底打ちした日経平均を確認してみましょう。

図1:2018年末以降の日経平均の回転日数

出所:楽天証券マーケットスピードより著者作成。データは筆者調べ

 

「回転日数で動いている」ことが正しければ、日経平均は4月12日ごろまでは強いサイクルで、そこからは下落サイクルに転じる可能性があります。

 この頃はちょうどBrexit(ブレグジット:英国のEU[欧州連合]離脱)の「合意なき離脱」懸念というイベントリスクも存在します。