1883 (明治16)年2月15日

藤岡市助が日本初の電力会社「東京電燈」を設立

 1883 (明治16)年2月15日、藤岡市助が東京電燈を設立しました。

 藤岡市助は明治17年に国の使節として渡米し、主に米国の電気事業を視察。その際、発明王トーマス・エジソンを訪問し、米国の電気技術に深く感銘を受けたと言います。

 電力会社と白熱電球を国産で普及させる決意をした藤岡市助でしたが、当時の一般家庭で電力を必要とするものはなく、照明も安価なガス灯が主流でした。

 そのような時代背景の中、家庭向けの電力供給会社設立は簡単ではなく、大倉喜八郎(実業家)、蜂須賀茂韶(徳島藩14代藩主)、渋澤栄一(実業家)らの協力を得て、富国強兵には電力が必要であることを国に請願。ようやく設立の許可を得たのです。

 実際に企業活動をスタートさせたのはそれから3年後でした。藤岡市助は一般家庭向けの白熱電球を普及させた他、エレベーターや電車などを設計し、日本における電力の父、日本のエジソンと称えられています。