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機関投資家のリバランスに注目した売買戦略
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機関投資家のリバランスに注目した売買戦略

2017/3/27
機関投資家の行動パターンを当てはめると上昇が目立つ業種は売られ、下落が目立つ業種は買われる傾向があります。
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一般的に長期投資を前提とする機関投資家は、相対的に上昇したものを売り、下落したものを買うということを行います。日本株相場は指数全体でみるとレンジ相場が続いていますが、業種ごとに見てみると強弱別れており、機関投資家の行動パターンを当てはめると上昇が目立つ業種は売られ、下落が目立つ業種は買われる傾向があります。

機関投資家のリバランス

年金などの長期運用を行う機関投資家の運用においては、株式、債券、その他資産の資産配分や日本株の業種配分などについて、予め決めておいた基本配分比率が相場変動によってズレることがあります。このズレた分を決められた基本配分比率に戻すために売買して調整することをリバランスと言います。

リバランスのタイミングは各機関投資家の判断によりますが、企業年金の場合は母体となる企業の決算のタイミングに合わせていることが想定されますので、3、6、9、12 月末基準でリバランスを考える企業年金は多いかもしれません。

注目の業種とは?

リバランスは基本的に相対的に上昇したものを売り、下落したものを買うということを機械的に行うものです。
日本株の業種について注目すると、3 月まで相対的に上昇している業種は売り圧力が強まり、相対的に下落している業種は買い圧力が強まると考えられます。

図は東証 33 業種のうち、注目の 4 業種をピックアップしたものです。建設業、陸運業は直近 6 ヵ月の上昇率に出遅れ感があり、1 月、2 月と続落しましたが 3 月(24 日までのデータ)は反発しています。一方で、銀行業と保険業は直近 6 ヵ月の上昇率が相対的に高かった業種ですが、1 月、2 月と続伸したものの 3 月(24 日までのデータ)は反落しています。これらの動きはリバランスを織り込み始めた初動と考えられるかもしれません。

 

e ワラント投資戦略

この動きが 4 月以降も継続することを前提とする場合、建設業はコール型 e ワラント、銀行業と保険業はプット 型 e ワラントを買付けてみるのも一案でしょう(陸運業を対象とする e ワラントは現状存在しませんが、今後追 加予定です)。

☆建設業を対象とするコール型 e ワラントの例

大成建設 コール 46 回(権利行使価格:800 円、満期日:5 月 10 日)
大林組 コール 18 回(権利行使価格:1,000 円、満期日:7 月 12 日)
鉄建建設 コール 15 回(権利行使価格:270 円、満期日:6 月 14 日)

☆銀行業と保険業を対象とするプット型 e ワラントの例

みずほフィナンシャルグループ プット 286 回(権利行使価格:220 円、満期日:9 月 13 日)
三井住友フィナンシャルグループ プット 230 回(権利行使価格:4,500 円、満期日:10 月 11 日)
三菱 UFJ フィナンシャル・グループ プット 222 回(権利行使価格:750 円、満期日:10 月 11 日)
第一生命ホールディングス プット 58 回(権利行使価格:1,800 円、満期日:5 月 10 日) 

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