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投機筋のポジション調整で年末に向けて円高進行?
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投機筋のポジション調整で年末に向けて円高進行?

2017/11/20
・投機筋のポジションの動向は?
・eワラントを活用した投資戦略
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 直近のドル/円相場はやや円高方向に動いています。今年の投機筋のポジションは対円で米ドル買いに偏っていましたが、米ドル買いポジションの解消に動き始めた可能性があります。

 下の図は2015年1月から2017年11月(11月17日報告分まで)の米ドル/円と投機筋のポジションの動向です。通貨先物の投機筋のポジションはCFTC(米国商品取引委員会)が週次で公開しています。投機筋の円売りポジションが積みあがっていた時期(図中の棒グラフが上側にあった時期)は円安基調、円買いポジションが積みあがっていた時期(図中の棒グラフが下側にあった時期)は円高基調にあったことがわかります。

 

 今年は円売りのポジションに偏っていたにも関わらず、米ドルは対円で上値の重い展開でした。現在の状況としては投機筋のポジションが円売りに偏っています。これは12月12日、13日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では追加利上げが確実視されていることが要因かもしれません。投機筋のポジションは一方向に偏った場合に急激にポジションを変更する傾向があることから、追加利上げの発表によって米ドル高を期待するよりも、追加利上げを織り込んできた短期筋の反対売買によって急激に円高米ドル安となるかもしれません。また、この反対売買の動きはFOMCを待たずに発生するかもしれません。

 このシナリオを前提とする場合のeワラントを活用した投資戦略としては、米ドルを対象とするプット型eワラントの買いでしょう。本稿執筆時点において満期日までの期間が最も短い銘柄としては12月13日を満期日とする銘柄があります。FOMCまでに大幅に円高が進行すると予想する場合は、12月13日を満期日とするプット型eワラントを検討しても良いでしょう。満期日までの期間が短い銘柄は時間経過による目減りの影響が大きくなりますが、相場が大きく動いた場合には大きな値上がりを期待することができます。

(ご参考)検索方法:ウェブからはログイン後「債券・他の商品」で「eワラント」を選択し、原資産で「米ドルリンク債」、タイプで「プット」として検索すると銘柄を絞り込めます。

※12月13日を満期日とする銘柄は一覧表の右上「次の20件」にも含まれています。

 また、権利行使価格は買付時のドル/円レートに近いものほど、相場急変時に大きな値動きを期待できます。なお、プット型eワラントの場合、権利行使価格がドル/円レートより高いほど満期日に投資元本がなくなるリスクは低くなりますが、その分大きな値上がりも期待しにくくなります。プット型eワラント銘柄選びに迷った場合は、権利行使価格がドル/円レートよりもはるかに高くなっている銘柄を選べば良いでしょう。

 為替相場にはFXを使って投資する手段もありますが、急な相場変動時においては損失拡大を防ぐために自動で建て玉が決済されることがあります。強制決済の後に相場が戻っても建て玉は戻りません。これに対してeワラントは評価額の急変動はあるかもしれませんが、満期日まで保有しているeワラントが強制的に決済されることはありません。相場が荒れることを想定するならeワラントを上手に活用されてはいかがでしょう。

【eワラントについて】
 eワラントは少額からレバレッジ投資が可能なカバードワラントという金融商品取引法上の有価証券です。レバレッジ投資が可能でありながら損失限定(投資した資金以上の損失はない)という特長を持っています。レバレッジ水準は国内外の個別株式・株価指数を対象原資産とする銘柄で2~20倍程度、為替を対象原資産とする銘柄で2~50倍程度です。

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